絶滅に瀕した言語
21 5 2008
メールマガジンでは language を取り上げました。
今、世界中には数千の言語があるのですけれど、今世紀中にそのうちの半分がなくなってしまうというところでしたね。
そのような絶滅に瀕した言語のことを、endangered language といいます。
今日はこの endanger を英英辞典で見てみましょう。
[endanger]
to put someone or something in danger of being hurt, damaged, or destroyed
(LDOCE)
To endanger something or someone means to put them in a situation where they might be harmed or destroyed completely.
(COBUILD)
その存在が危ういってことですね。
言語がなくなるということはその文化がなくなってしまうということでもあると思います。
何かできることがあるかといわれると困りますが、でも、大切な文化は残していきたいですね。
・・・
ところで、LDOCE にはこんな例文がありました。
Smoking during pregnancy endangers your baby’s life.
(LDOCE)
pregancy というのは「妊娠」ということです。
・・・
そういえば、昨日、Yahooのニュースで、産婦人科で妊婦の経過を診察しようとしたら、付き添ってきただんなさんが「セクハラだ」と大騒ぎした・・というのを読みました。
おいおい・・・(笑)
11 件のコメントがあります
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結果として絶えてしまうとextinctとかextinguishedというのですね。 特に動物などでは。 languageの場合も同じように言うのですかね???
an extinct language とかa dead languageと言いますね。
死語のことですね。
今、ちょうど読んでいたものに、「ゲルマン語族のゴート語(Gothic)は死語です。今、誰も話す人はおらず、4世紀に翻訳された『聖書』のゴート語は、ゲルマン語の中で最古の文献となっています。」とありました。
「美術・建築様式の「ゴシック」はこの「ゴート人」に由来するものですが、ルネサンスの人はローマ人の建築と区別するため、「野蛮」な遺物と地方種族のゴート人とを結び付け、軽蔑した名称として用いました。 」とのことです。
う~ん、とってもタイムリーな話題提供に感謝します!
今日のメルマガの編集後記は名言ですね!
>天気が悪いと仕事に行きたくなくなりますが、天気がいいと仕事をしたくなく
なります。
おもわずメモりそうになりました。
「この文字は死滅したゴート文字だな。。。」を思い出した自分。(カリオストロです)
死語と絶滅危惧言語はきっと違いますよね?
一般に使われる場合、
「がちょーん」とか「ナウい」のような単語単位で使われなくなったものは死語?で
ゴート語やフリジア語などのような言語単位は絶滅危惧言語?
言語学では死語と危機言語はつかいわけられているのでしょうか?
canさん
今まさしく、その言語学者の講義をのぞいていますが。その先生によりますと、今、ゴート語を話す人はいないので私語と言えるそうです。
フリジア語(またはフリーシア語)は今でも40万人ほど話者がいるのでまだ死語(絶滅危惧?)の部類には入らないのではないかなぁ?
「がちょーん」「ナウい」などの”日本語の中のいっとき”の「はやり言葉」こそ「死語」ですよね。
広い範囲の言語として「ゴート人」がみんな話していたであろう「ゴート語」が「死語」と表現されるのはとてつもなく大規模で、どういう感覚で「がちょーん」と比較していいのかわからなくなりますね~。
↑ 上記のコメント、二行目に
ゴート語は”私語”
と誤記してしまいました。
「ゴート語は”死語”」が正当です。
ごめんなさい。krazyの私語でした。m(_ _)m
ところで、エスペラント語って、どうなったんでしょ?
ランダムハウス英和大辞典にも、Latin is a dead language. という例文がでていますし、The Oxford Companion to the English Languageという専門書にも
a dead languageという表現が使われています。an extinct languageという表現は、研究社の「英和活用大辞典」から、引用したものですが、専門書には使われていませんでした。考えてみれば、extinct というのは 「人種、種族、動植物」に使う単語であり、
言語にはなじまないのでしょう。上記の専門書にはa classical language という表現が使われています。endangeredは、「動植物に」使いますが、language には、なじまないと思います。
フリジア語って現役の言語なんですね。
とっくにオランダ語やドイツ語あたりに駆逐されたんだと思ってました。
ごめんね、フリジア語利用者の皆さん。。。
krazycさんありがとうございました。
エスペラント語はまだまだがんばっているようですよ。
世界中で何人くらい使っている人がいるかは不明ですが、先日読んだ
かんたんな言語学の本には使われていることが記載されていました。
endangered languageはそれほど頻繁には使用されないけど
意味は通じる、なのかな?
それとも少し前の言い方なのか、最新の言い方なのかもしれませんね。
言葉は常に変化するので、油断も隙もありませんね~。
三木義和さん、ありがとうございました。
なんか盛り上がっていますね(笑)。
ゴート語じゃなくてゴート紙幣についてはこのメールマガジンでも扱ったことがありますね。
あと・・・
>ケンタウロさん
名言って・・・喜んでいいんだか悪いんだか(笑)。
ま、メールマガジンの4年目も終わろうとしているときに初めて生まれた名言なので、うまく使ってやってください(笑)。
でも、私自身は家も仕事も好きなので、天気が良くても悪くても別にOKなのです。
家と仕事の往復の時間が苦痛なだけで。
ということで、天気の悪い日は家にいる、天気が良ければ(=雨が降っていなくて暑くもなく寒くもなく風も強くない日)気持ちよく仕事に行く・・というのが理想です(ハメハメハ大王かよ(笑))。