can を使ったいろいろな表現
22 11 2005
メールマガジンでは飲み物などが入った「缶」を取り上げました。
英英辞典では、殺虫剤が入った缶には別の説明がついていましたので、今日はこれを見てみましょう。
[can]
a special metal container that keeps the liquid inside it under pressure. The liquid is released as a spray when you press the button
(LDOCE)
液体が圧力をかけられた状態で入っていて、ボタンを押すとスプレーとして放出されるということですね。
全然違うのですが、こんな意味もありました。いずれも informal です。
[can]
a) a prison
b) (American English) a toilet
狭いところに缶詰になるからでしょうか。
満員の通勤列車に乗っている会社員のことはささないようですね。
can を使った表現
英英辞典では、それ以外にも面白い表現がありました。
[can of worms]
a very complicated situation that causes a lot of problems when you start to deal with it
(LDOCE)
やっかいな問題という感じです。
う〜ん、確かにミミズが入った缶っていうのはそんな感じがします。
※worm については、こちらもご覧ください
▽worm ってどういう虫?insect ってどういう虫・
http://e-nanda.com/blog/index.php?itemid=225
その缶のふたを開けると、いろいろな問題がどんどん出てくるわけです。これが open a can of wormsという表現になります。
次はこれです。
[in the can]
a film that is in the can is complete and ready to be shown
(LDOCE)
in the can の状態にあるフィルムっていうのは、映画が完成して公開する準備が整った状態なのですね。
封切直前とか準備万端整ったっていうことです。
もう一つ見ておきましょう。
[carry the can]
to be the person who has to take the blame for something even if it was not their fault, or not their fault alone
(LDOCE)
そのまま訳すと缶を運ぶということですが、意味は「自分が失敗したわけではないのに、その失敗の責任を取る」ということで、「尻拭いをする」「責任を取る」っていう意味ですね。
どうしてこんな風にいうんでしょうね・・・と思って調べてみると、イギリス海軍ではビールを持ってきた人が、飲み終わった缶を返すというルールがあったのだそうです。
それ以前にも carry the cag という表現がイギリス海軍にはあって、それが転じて carry the can という表現が出来上がったという話がありました。
どこかの業界で使われていた言い回しが、いつのまにか一般に広まってしまうというのはよくあることですね。
2 件のコメントがあります
-->
はじめまして!英英辞典って確かにいろいろおもしろいですね!これからは知らない単語も初めは英英辞典引いてみようかと思います!
にっくさん、こんばんは。
ご覧いただきありがとうございます。
英英辞典、気が向いたときに眺めてみると結構面白いですよ。
でも、いつも書いているのですが、一番最初はよく知っている単語をひいてみたほうが馴染みやすいと思います。
if someone has a stroke, an artery (=tube carrying blood) in their brain suddenly bursts or becomes blocked, so that they may die or be unable to use some muscles
これ、脳卒中という単語の説明文なんですけど、これを読んでも「脳卒中」とは出てこないですよね(そもそも脳卒中を日本語で説明するのも難しい(笑))。
ということで、ぜひ身近な英単語を英英辞典でひいてみてくださいね。
知らない単語をひくときは、和英辞典も横にあった方が「英英辞典を嫌いにならない」かもしれません。
でも、英英辞典からいろいろな発見があるのが楽しくって、それをまとめたのが私の特別レポートだったりするわけです。
これからもメールマガジンともどもよろしくお願いいたします。