条約と協定と議定書と・・・
25 8 2005
この記事は、「なぜならそれがルールだからだ」という記事の続きです。
「なぜならそれがルールだからだ」
http://e-nanda.com/blog/index.php?itemid=245
そもそも条約ってなに?
実は、protocol を問題にするときに、ちょっと迷ったんですよね。
そもそも「条約」とか「議定書」ってなに?というところから始まって、こりゃ簡単には終わらないだろうなぁと。
ただ「なぜならそれがルールだからだ」というタイトルが気に入ったので強行採決しちゃいました。
で、まずは条約とか議定書がなんなのか調べてみました。
[条約]
国家間、または国家と国際機関との間で結ばれる、国際上の権利・義務に関する、文書による法的な合意。広義には、協約・憲章・取り決め・議定書・宣言・規程・規約などの名称のものも含む。
[協定]
条約の一種。国際法上、効力などは条約と同じだが、厳重な形式をとらず、比較的重要でない合意について用いられる。
[議定書]
1)外交交渉・国際会議の議事録で関係国が署名したもの。
2)国家間の合意文書。条約に付属する文書をさすことが多い。
協定っていうのは条約と同じだけれども、あまり厳重じゃない。
そして議定書というのは国家間で合意した文書。
京都議定書も気候変動枠組条約に基づき開催された第3回締結国会議(別名、地球温暖化防止京都会議)で採択された議定書のこと・・・だそうです。
これをふまえて。
英英辞典で treaty を見てみる
[treaty]
a formal written agreement between two or more countries or governments
(LDOCE)
A treaty is a written agreement between countries in which they agree to do a particular thing or to help each other.
(COBUILD)
[convention]
a formal agreement, especially between countries, about particular rules or behaviour
(LDOCE)
A convention is an official agreement between countries or groups of people.
(COBUILD)
[protocol]
an established method for connecting computers so that they can exchange information
(LDOCE)
A protocol is a set of rules for exchanging information between computers.
(COBUILD)
こうやってみると、treaty と convention では確かに written の有無という違いがあります。
日本語の説明でも「文書による」と書かれているのは条約のほうですね。
ま、専門的に見ていくといろいろあるのでしょうが、「毎日読む英英辞典」レベルではこんなところで OK じゃないでしょうか。
そういえば・・・
そういえば、NATO(北大西洋条約機構)は North Atlantic Treaty Organization の略ですね。
NATO には the がつくんでしたっけ?つかないんでしたっけ?
「FBI にはなぜ the がつくのか」
http://e-nanda.com/blog/index.php?itemid=209
3 件のコメントがあります
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へ〜え!ってかんじです。言葉を正しく使うのはとても難しいですね。成る程ね〜。ありがとうございました☆
単語帳丸暗記だけじゃダメですね。
まず日本語自体から征する事を忘れてました。
ここまで掘り下げられるご姿勢には頭が下がります。
私も爪の垢を煎じさせて頂きます。
いや〜、でも私も実際調べてみて「なるほど、こりゃ面白い」と思ったから書いてみただけでなんです。
別に試験勉強をしているわけではないので、厳密に正確な意味を知ろうとは思いませんし、辞書を見て面白いと思えなかったら「このネタ、や〜めたっ」となってしまうかもしれません・・・。
しょせん「英英辞典の説明文を読んで、それがなんのことなのかクイズみたいにしたら面白いかも」というのがスタートですから(笑)。
ということで、これからも楽しみ半分、驚き半分って感じでよろしくお願いいたします。